ステン羽根定規

利兼様にて購入させて頂きましたステン羽定規の自分流の使い方です。
先輩方の技を自分なりにアレンジしこの形となりました。

それでは早速取り掛かります。
まず、当て板を用意します。
今回は知り合いに譲ってもらったカリンを使います。

寸法 幅100以上 長さ200以上程度あれば充分でしょうか。

厚みは12mmです。

上記写真だと見えにくいですが、材料に掘ってある溝にはメモリとなるスケールを最後埋め込みます。

 

次に幅定規を丸ノコにセットします。
今回はボード仕事用なので集塵丸ノコにセット。
この時、定規を丸ノコベースに隙間なく寄せます。

 


この状態で当て板をカット。
こうすることで当て板幅=丸ノコベース端からチップソーまでの寸法となります。

上記写真からわかるように幅割寸法0の状態となります。

 

 

あとは当て板にカットした差し金をセットすれば完成です。

(この場合約31mmに割れます。)

この定規の特徴は差し金の寸法=幅割寸法となることです。
精密を求められる仕事では使えないですが逃げの効く仕事では効力を発揮します。
また差し金で寸法を見る代わりに割りたい寸法のものを水色の部分に挟み込むことでその寸法での幅割も可能になります。

以上が自分流幅定規の作り方になります。

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saito motohiko

イツキ建設二代目の大工 齊藤基彦です。 西東京市を中心に建設業を営んでおります。 大工歴 2012年~現在 趣味 野球 資格 二級建築施工管理技士    第二種電気工事士