今回は丸ノコ定規墨という考え方についてです。
おそらく職人さん以外には興味のない話です。
ですが書きますよろしくお願いします笑
まず現在ある丸ノコに対して追加して欲しい機能や仕様。
・100v電源、切り込み45mm以上、刃径125or147集塵丸ノコを出してほしい。
現在ある125mm集塵丸ノコは各社とも切り込み深さ約40mm。
45mmの材料が切れない。
大工仕事では45mmの材料を多く使うので45mm以上切れるものを。
最近出た集塵BOX脱着タイプを100vで出してくれたら即買います笑
京セラのこのタイプを100Vで
・逆傾斜5度をデフォルトに
化粧材を裏から切る際に小口に傾斜をつけられるので。
表から傾斜だと毛羽立ちませんか。
・丸ノコベース盤端から刃までの寸法を100に統一。
さてここからが本題です。
みなさん自分の丸ノコベース盤端から刃までの寸法を把握してますか?
このベース盤端から刃までの寸法を私はベース盤寸法と呼んでいます。
現在各社90.91、100とバラバラですが。
なぜ100mmに統一すべきかというのがタイトルの話。
丸ノコで材料を切る際、切墨をつけて刃先もしくはベース盤目印を睨んで切る方法が一般的かと思います。
私もラフカットのときはそうです。
しかし連続して同寸をカットしたり精密作業の時は定規墨を利用します。
この定規墨というのは切墨でなく定規の位置に墨をつけることを私はそう呼んでます。
この加工方法のメリットとして二つ以上の材料を同寸で切る際の精度向上があげられます。
刃先もしくはベース盤目印を睨んで切る方法より確実に精度が出ます。
【切墨加工の場合】
採寸→墨付け→丸ノコ位置合わせ→加工
【定規墨加工の場合】
採寸→墨付け→加工
といったように一工程減ります。
丸ノコ位置合わせは特にズレが出やすいので効果絶大です。
しかしここで問題が発生します。
定規墨を出すにはベース盤寸法を引き算しなければならないのです。
例えば910mmに加工したいのであれば910-ベース盤寸法(90)=820といった感じ。
簡単な計算ですよね。余裕ですよね。
しかし間違えます笑
私の場合現場だとうっかり間違えることがあるんですよ笑
これが100であればきっと間違えないよね。という意味での100mm統一願い。
丸ノコ製造業者様現場に優しい製品ご検討お願いします。笑
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