新しい仲間
2023年4月より社員が増えました。
自分の意志の確認と公の場に掲載する覚悟、また本人へのメッセージとしてこの場に残します。
私は20歳で大工としてキャリアをスタート
24歳で独立し現在に至るまで組織としては父と二人でやってきました。
困ったときは父に甘えましたが基本的には1代目のつもりで自分の裁量で仕事を進めてきました。
これまで仕事は「一人でやれる範囲でいい」と考えていました。
それは職人業ということもあって自分なりの仕事へのこだわりや
忙しい時は応援といって仲間の職人さんに手伝ってもらう業界慣習からです。
なのでよほどのことがない限り常用的に人を雇う、
まして正社員で人を雇用するなど考えていませんでした。
しかし色々な縁の中で新入社員(以下Aとします。)
と出会いその考えが変わりました。
Aは丁度 職を転々としている状況でした。
そこで私の仕事が忙しかったのでちょっと現場に手伝いにきてもらい
そのまま就職という流れです。
Aの大工技術はもちろん見習いレベルです。
これは経験年数によるものなので仕方ないでしょう。
しかし人間的な部分では尊敬できる部分があります。
一人の社会人として私の持っていない良さもあり
だからこそ1人目の社員として迎え入れられました。
このまま真面目に仕事に取り組めば2-3年で1棟まとめられる能力はあると思います。
今時古い考え方かもしれませんが本当に兄弟が増えたような感覚です。
「Aとなら二人でもやっていける」
そういう気持ちにさせられました。
会社として調子の良い時に綺麗事を言うのは簡単で
私の真価が問われるのは今後壁に当たった時だと思います。
その時にこの記事を見直してもうひと踏ん張り、自分を律して問題に向き合いたいです。
最後になりましたがA、入社おめでとう
一緒にがんばりましょう。
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